NEXCO東日本とNEXCO中日本、首都高速道路は、4月1日午前0時より、対距離制を基本とした新料金体系をスタートすると発表した。
新料金体系では、従来の整備重視から利用重視に移行。圏央道の内側では、現行の高速自動車国道の大都市近郊区間料金水準に統一する。また首都高速、京葉道路、新湘南バイパスなど路線に応じて異なってた車種区分を、軽自動車・普通車・中型車・大型車・特大車の5車種区分に統一する。
ただし激変緩和措置として、首都高速などについては、物流への影響や非ETC車の負担増などを考慮して、上限料金などを設定。第三京浜や横浜新道など、現在の料金水準が低い路線については、高速自動車国道の普通区間を目安に料金水準を設定する。
また都心部の渋滞等に対し、圏央道や外環道の利用が料金面において不利にならないよう、ETC車について、経路によらず、起終点間の最短距離を基本に料金を決定する。ただし、都心部(首都高速)経由の料金の方が高い場合には、都心部経由の料金は引き下げない。