出典:NEXCO東日本
E17関越道下り東松山IC先40.5キロポスト(以下kp)より43.5kp迄約3kmの第一走行車線に緑色のラインが引かれております。
これは2021年7月より設置された「車線キープグリーンライン」です。NEXCO東日本によるとキープレフトの促進による渋滞予防やICからの流入車を正しい進行方向へ誘導することによる逆走対策を目的として設置されました。緑色のラインに法令上の意味は無く管理者であるNEXCO東日本による自主的な設置との事です。
上記「車線キープグリーンライン」区間内においては東松山ICから流入する車と緩やかな上り坂による無意識のスピードダウンが原因で42.1kp付近が渋滞の先頭になりやすく、週末の午前中は10km超の激しい渋滞が常態化しています。混雑時は「少しでも速く進みたい!」という思いからつい追越車線を走りがちで、当地では特に右車線への車両集中で更なる渋滞の悪化を招くという悪循環に陥っています。
現地は緩い上り坂という渋滞要因を持つ場所なので、渋滞予防には個々のドライバーが「自分から渋滞を発生させない」という意識を持つ事が重要かと思います。渋滞予防のために、率先してキープレフトや適正な車間距離の確保に努め、安全運転をするよう心掛けたいものです。