首都高速・高速道路会社では、近年のETC利用率拡大等の社会情勢の変化を踏まえて、2022年4月から一部の料金所がETC専用となります。今後順次拡大していく予定だそうです。
これは2020年に国土交通省と高速道路会社6社が公表したロードマップに基づくものであり、料金所におけるキャッシュレス化・タッチレス化を推進する事で
① 混雑緩和による利用者の生産性向上
② 料金所収受員の確保が困難になっている中での料金所の機能維持
③ 利用者や料金所収受員の感染症リスクの軽減
などが期待されています。料金所ETC専用化は都市部では2025年頃までに、高速道路全線では2030年頃までに実施する計画です。首都高速の場合は2025年度までに全体の9割にあたる約160箇所をETC専用化することを目指しており、今春のETC専用化はその第一歩となります。
4月より上表料金所ではETC車載器未搭載の車両は通行できなくなりますので注意が必要です。誤って機器未搭載車にて料金所に進入した場合は画像の『サポートレーン』に進んだ上一旦停止し、インターホンにより係員の指示に従うようにしましょう。
画像出典:NEXCO中日本